あらすじ
16歳になると、適性を持つ者は召喚の儀によって召喚獣を授かる。
召喚士となった者は国営ギルドに所属し、魔物討伐や探索依頼をこなしながら名声と力を手にしていく。強力な召喚獣を持つ者は英雄として称えられ、誰もが憧れる存在だった。
英雄を夢見る少年ルークもまた、召喚の儀の日を迎える。
しかし彼に与えられたのは、誰も見たことのない「Lランク」の召喚獣。そして弱々しい三匹の幼獣だった。
その瞬間、会場は騒然となる。
古くから語り継がれる禁忌の伝承――。
『Lの召喚士が現れる時、世界は終焉を迎える』
災厄の烙印を押されたルークは、故郷から追放されてしまう。
すべてを失い、一人旅に出たルーク。
だがその旅路で出会った少女との縁をきっかけに、彼の運命は大きく動き始める。
なぜLランクは恐れられているのか。
三匹の召喚獣に隠された秘密とは何なのか。
そして世界に伝わる伝承の真実とは――。
これは、災厄と呼ばれた少年が仲間たちと共に運命へ立ち向かう冒険譚。