あらすじ
豪雨につつまれる雑居ビルの屋上で、メンズ地下アイドル『SUNNY SIDE』のセンター・リュウは、古参ファンのサエから熱い告白を受ける。
前日に絶対的エースのコウタが何者かに突き落とされる事件が起き、グループ周辺が緊迫する中での呼び出しだった。
傘も差さずにずぶ濡れのまま、「あなただけを見ていました」と祈るように声を絞り出すサエ。
それは、窮地に立たされた最愛の推しを健気に支えようとする、純粋なファンとしての美しき救いの手。
しかし、リュウがその甘い誘惑を受け入れ、関係を一歩進めようと手を伸ばした瞬間、物語の歯車が静かに狂い始める。