あらすじ

「待ってて、必ず助けに戻るから」 神聖国の美しい聖女・ルナには、幼い頃の記憶がない。 病を治す研究に没頭していたある日、妹の差し出した不思議な百合の花を口にしたことで、失われた記憶が鮮烈に蘇る。 ――それは、かつて幼馴染たちと交わした「約束」の記憶だった。 約束を果たすため、ルナが足を踏み入れたのは『忘れ去られた土地』。 そこで待っていたのは、当時と変わらぬまま、肉体の時間を止められた幼馴染たち。 記憶を取り戻したルナは、あらゆる病を癒やす奇跡の力へと変貌した自らの『体液』を分かち合い、病に侵された彼らの治療を始めるのだが――。 「ずっと、ルナだけを待っていたんだよ」 幼い姿のまま、ルナへの歪んだ独占欲と、狂おしいほどの愛執をこじらせていた幼馴染たち(中身は成人済み)。 通常の魔力譲渡だけでは彼らの渇きは癒えず、聖女への執着はさらに加速していく。 不足する聖女の力を、より深く、より濃厚に繋ぎ止めるため――。 幼馴染たちの剥き出しの情愛に、ルナは深く囚われていく。

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カクヨム
カクヨム2026/06/20
  • 現在の作品忘れ去られた土地にて聖女はみんなから執着されています