あらすじ

昔、小1か2くらいの時。 いつも通り友達と下校して、家のすぐ前まで来てバイバイして、家の扉に向かう。おもっきり母親に「ただいまぁ〜!」って言うことだけ考えながら、勢いよくぴょんと扉の前に立った瞬間になぜか鳥肌がぞわっと立った。 気配がする。 ゆっっっくり、首だけ左に向けた。 そこにはちょうど同じように、首だけを右に向けた、オオカミみたいな犬みたいなとにかく当時の僕より遥かにでかい怪物と目が合った(四足歩行で、当時の僕の顔の高さにそれの顔があった。相当なでかさだった)。 “ひん”と、音がするくらい、背筋が冷めていった。頬の下からおでこにかけて細かなぴりぴりが走った。 お互い何も声を発さず。 僕はゆっくり首をもとに戻し、家の扉をゆっくり開け、中に入るとすぐに鍵を回して閉めた。 なぜかわからないが、母親にはこのことは話せなかった。ある程度大きくなるまで誰にも話せなかった。なぜだろう。 そんなことってないですか?

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カクヨム
カクヨム2026/06/20
  • 現在の作品ピンクの毛糸