あらすじ

「金勘定しか能のない女」――そう言って、婚約者はわたしを捨てた。 四年間、たった一人で公爵家の財政を支えてきた、このわたしを。 いいでしょう。引き継ぎは、いたしません。 あの帳簿を読み解けるのは、この世でわたしだけ。 わたしが抜けた公爵家がどうなろうと、もう、知ったことではありません。 流れ着いた辺境で、わたしを「必要だ」と言ってくれた、不器用な領主様。 生まれて初めて、わたしの価値を正しくわかってくれる人に出会った。 傾いた領地を、わたしは数字の力で立て直していく。 けれど、貧しいはずのこの土地には、誰も知らない「宝」が眠っていた。 そしてその宝が、わたしたちを思いもよらない運命へと導いていく。

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小説を読もう2026/06/20
  • 現在の作品引き継ぎ資料は、ございません ~公爵家を一人で支えていた財務令嬢ですが、『金勘定しか能のない女』と捨てられました。あとのことは存じません。わたしを認めてくれる辺境伯に、溺愛されています