あらすじ
十九世紀末期。一つの時代の終わりと、新たなる秩序のはざま。
混迷を極める情勢のなか、新興国ユーフォリア帝国の帝都、霧の都ラプチャー。ここに潜む男『フェリクス・フィクサリオ』は人の弱みを見抜く目と、可憐な少女『スイ・カウゼル』だけを元手に、新たな宗教を創(はじ)める。
堕落した聖女、虐げられたメイド、退屈に飢えた令嬢。行き場を失くした者たちが、背徳的な教典に引き寄せられ、ひとり、またひとりと、すべてを捧げていく。
神なき時代に教団は、どこへ向かってゆくのだろうか。
Logos――言語にて定めよ。
Apophasis――神を名指すなかれ。
Messis――汝は刈り取るもの也。
Baptisma――そして生まれ変わる。
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