あらすじ
「あなたは魔法を使えません。地球の人は先天的に、魔力を貯める器官をもっていないからです」
地球とよく似た、けれど魔法が存在する世界――『異球』。
そこに、転生ではなく召喚された神羅 試神。
そこで出会った同い年の青年、タタンから告げられた事実に、試神は困惑する。
だが。
「もしよろしければ、ここで働きませんか?」
濃すぎる魔力は猛毒であり、普通の魔法使いは、魔力を精錬している場所――魔王室に近寄ることすらできないのだ。
創造根底館の館長をしているタタンはここで働ける人を探しており、行くところもなかった試神はその提案を受けることにする。
これは、異世界で必死に生きる青年の物語。