あらすじ

私は一発の銃弾。銃弾に自由はない。 ​9mmパラベラム弾、重量八グラム、運動エネルギー五〇〇ジュール。 優秀な殺し屋の手によって薬室へ送り込まれ、引き金が引かれた瞬間、私の「出勤」が始まる。 ​目標までは三十二メートル。しかし、発射直前のわずかな手ブレが、私の軌道を無情にも狂わせる。 重力が勝ち始め、下降線をたどる私が見つけたのは、壁に止まった一匹の「先客」だった――。 ​銃弾の視点から描かれる、奇妙に哲学的で、どこかドライな「お仕事」の記録。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/06/20
  • 現在の作品銃弾は言い訳をしない