あらすじ

東京に、いまも残る「百人町」。かつてそこには、将軍直属の鉄砲百人組が住んでいた。もとは忍びでもあった彼ら。表の役目は、江戸城大手三門の警固。だがその裏には、御城に火種が届く前に、誰にも知られぬまま消す——もう一つの御用があった。 斬らず、騒がせず、ただ企みの腰を折る男、黒沢左門。彼らの一夜は、町方の帳面にも御城の記録にも残らない。だが、消された夜は一つ、また一つと積もり、やがて泰平そのものを揺らしてゆく。 これは、ある旧家の蔵から見つかった一綴りの「風聞控」。その、消された夜の記録である。 寛永の江戸を舞台にした、連作時代ミステリー。

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カクヨム
カクヨム2026/06/20
  • 現在の作品百人番所風聞控 内聞御用