あらすじ
「兄さん、このままだとモレッティ家は爵位を失うわ」
かつて前世で詐欺師として名を馳せ、今は貴族の脛をかじり続ける40過ぎの放蕩貴族、ジュリアーノ・モレッティ。
彼は領主の権利を優秀な妹ビアンカに丸投げし、毎日を適当にやり過ごす「生粋のクズ」であった。
しかし、領地を狙う悪徳伯爵バルトロメオの卑劣な妨害により、家門が存続の危機に瀕したことで事態は急変する。
「クズにはクズの流儀がある。……土地を囮にした融資詐欺で、ケツの毛までむしり取ってやるのさ」
ジュリアーノはかつての「地面師」としてのスキルを覚醒。
悪徳伯爵を法と契約の網で追い詰めていく、逆転クライムゲーム。