あらすじ

六月の雨の夜。アキのスマホには、昨日から|既読《きどく》のつかないメッセージが残されている。    彼氏――自称二十六歳、職業不詳。  彼はいつも「風の音が気になる」と言い残し、ふっと思いつきでどこかへ消えては音信不通になってしまう。 「アンタがそうやって意地張ってるから、ワタシがここにいるんでしょ!!」  傷つくまいと強がるアキに、女友達のハルは辛辣な、だけど温かい言葉をぶつける。  そんな膠着状態の数日後、アキのポストに届いたのは、ラインの返信ではなく、一言の文字も書かれていない《《一枚の風景写真》》だった。    デジタルな繋がりに疲れた都会の片隅で、アナログな絵葉書に揺さぶられる不器用な大人たち アラサー (20代後半のリアルな悩みに刺さります) #大人の恋愛 (甘いだけではない、複雑な関係性を示す) # #現代ドラマ

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カクヨム
カクヨム2026/06/19
  • 現在の作品『風の音に、君は消える』