あらすじ
一原康二、四十四歳。
スーパーの店員として働きながら趣味の特撮オタク、そしてカツアゲされたことがきっかけで初めたキックボクシング、その二つを生き甲斐満として喫する独身おじさんだったが、ある日突然異世界へ転生する。
赤ん坊からのスタートだったので、今度こそ楽な人生を送ろうとしたものの、十二歳で魔族にさらわれ強制的に竜と合成され改造までされしまう。
いくら特撮オタクとはいえ、自分が改造されることになるとは思わず、普通なら絶望するだろう。
だがおじさんは違った。
なんと怒りを露わにしたのは、その”デザイン”に対してだった!
「カラーリングが白って途中で仲間になる敵役キャラかよ! グローブは!? マフラーは!?」
オタクの猛抗議にキレる魔族たち。
取っ組み合いになりながらも調整を受け、完了と同時に根城を脱出した。
生まれた町に何とか戻り、王様から魔王討伐の任を受けて成し遂げたものの、異形の姿に変身できることを理由に追放される。
自由の身となったコージは、国から離れ世捨て人になろうとするが、彼が去ったことで無自覚に展開していた神レベルの結界が崩壊。
元居た国は魔族の残党に襲撃され窮地となり、崩壊していく。
コージを追放した王や姫は逆恨みし指名手配をかけるが、運命の女神は彼を見捨てない。
追放された彼のもとに、次々と縁が出来た者たちが集い、その根城はいつしか「秘密結社・逆鱗」と呼ばれるようになるのだった。
転生して若返った特撮オタクによる、波乱万丈の異世界コメディ爆誕!