あらすじ

悪役令嬢クラーラは、断罪イベントの最中に気づいた。 (この王子、台詞がゲームと違う) 前世の記憶がある。このゲームを一周プレイした。断罪イベントの台詞は暗記している。なのに王子アレクサンダーの台詞が微妙にアレンジされている。まるで——台詞を知っていて、わざと変えているかのように。 (まさか、この王子も転生者?) 当たりだった。 アレクサンダーも前世の記憶がある。しかも一周目で「悪役令嬢ルートの方が面白かった」と思い、二周目で悪役令嬢を救おうとしている。 問題は、お互い転生者だと気づいているのに、どちらも「知らないふり」をしていること。 クラーラは「前世の記憶がある変な令嬢」だとバレたくない。 アレクサンダーは「二周目の王子」だとバレたくない。 結果、二人とも「この世界の住人のふり」をしながら、裏で全力の駆け引きをしている。 読者だけが全部知っている、両片想いならぬ「両知らないふり」ラブコメ、開幕です。

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カクヨム
カクヨム2026/06/19
  • 現在の作品二周目の王子と悪役令嬢、お互いバレバレなのに知らないふりをしている