あらすじ
むかしむかし、とある国に、なんでもほしがる王さまがいました。
王さまはほしいと思ったら、力づくで奪ってでもほしいものを手に入れていました。
そんなあるとき、王さまは小さくて貧しい国の王女さまと結婚しました。
"ほしがる王さま"
4032字
小さくて貧しい国の王女さまは、欲張りな王さまと結婚して、欲張りな国のお妃さまになりました。
お妃さまは王さまにたずねます。
「王さま、王さま。王さまがほしいものはなんですか」
"与える王妃"
9532字
それはまだ、王さまが王さまではなく、王子さまだった頃のこと。
王子さまには五つ年上のお兄さまと二つ年上の婚約者がいました。
目に見えないものなどまやかしなのだ、と王子さまは思いました。
"なくした王子"
3118字
――あなたが本当にほしいものはなんですか。
ハッピーエンド?知らない子ですね。