あらすじ
幼馴染みの真樹と、毎朝一緒に通勤する若葉。
高身長で大人びた真樹と、低身長で子どもっぽい自分。
周囲から「兄妹みたい」と言われるたび、若葉の胸には小さな棘が刺さっていた。
そんな中、真樹の突然の一人暮らしが決まる。
当たり前だった「隣」を失う不安と、周囲の結婚・交際への焦りから、
若葉は背伸びして“大人の女性”になろうとするが、空回りばかり。
一方、真樹もまた、近すぎる距離ゆえに伝えられない想いを抱えていた。
「変わるのは怖い。――でも、変わらないままじゃ恋はできない」
幼馴染という安全な関係を壊してでも、一歩踏み出したい。
これは、“隣にいてほしい”から始まった二人が、“隣にいたい”と願うまでの、じれったくて愛おしい両片想いの物語。