あらすじ
百年前、人と鬼との戦いは終わった。
――そう語られている。
だが現代でも、人知れぬ場所で鬼との戦いは続いていた。
高校二年生の朝倉悠人は、ある夜、異形の怪物に襲われる。
その窮地を救ったのは、学校中の誰もが知る美少女――如月朱音だった。
未来を観測する最上位の妖術使。
そして、焔妖術を操る上位の妖術使・神代葵。
二人との出会いをきっかけに、悠人は鬼と妖術使が存在する世界へ足を踏み入れていく。
過去に囚われた者たち。
未来を信じる者たち。
人知れず続く戦いの中で、悠人はやがて世界の裏側に隠された真実へ近づいていく。
消えたはずの火は、今なお静かに燃え続けている。
これは、傷を抱えながらも前へ進もうとする少年少女たちの物語。
――過去は消えない。それでも人は前を向く。