あらすじ

かつて裏社会で“夢幻黒葬”と恐れられた最強の処刑人、アシュ・ヴェルド。 制度改正によりソロ活動を続けられなくなった彼は、しぶしぶ大手組織《夜帷》へ就職することになる。 ところが面接で、組織の長である少女にその本質を見抜かれてしまい、与えられた役目は、まさかの“四天王最弱”の狂人枠。 地味すぎて売れない、というあまりにも理不尽な理由で、ナイフを舐め、ねっとり笑い、「殺しはタマンねぇぜぇ」などと喋る、気色の悪いキャラを演じさせられる羽目になってしまう。 本人はまったく不本意。だが上司命令なので逆らえない。最強でも、組織の中ではただのサラリーマンである。 だが、狂人を演じるうちに、アシュは気づいてしまう。 子供や弱者を食い物にする本物の外道を裁く時、自分の中にある危うい愉悦が目を覚ましていることに。 正義はある。 守りたいものもある。 けれど同時に、自分は悪党を壊すことを楽しめてしまう──。 普段は“四天王最弱”の狂人枠。 けれど、外道だけは絶対に見逃さない。 これは、組織では年下の女上司に振り回され、現場では必死に狂人を演じ、本物の悪を前にすると心から笑ってしまう男の。ちょっとおかしくて、かなり物騒なダークヒーロー譚。

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小説を読もう2026/06/19
  • 現在の作品「四天王最弱」の噛ませキャラ、実は最強の処刑人です 〜仕事の都合でナイフ舐め系狂人枠をやってますが、外道は本気で殺す〜