あらすじ

一流の料理人たちの手を渡り歩いた伝説の包丁『薄墨』。 その包丁は、細胞を押し潰さず、繊維の隙間を風のようにすり抜ける。 その断面は、鏡のように滑らかで、瑞々しい輝きを放つ。 溢れ出すはずの旨味を内に閉じ込め、雑味を断ち切る。 まさに神の道具ともいえる存在。 その『薄墨』の現所有者は、若き天才料理人-智久。 彼の天才的な腕に加え、『薄墨』を自在に使い調理することで、どんな美食家たちの舌もうならせている。 ......しかし、『薄墨』には致命的な弱点があった。 若き天才料理人が、その弱点に気づいたとき、彼にとって初めて料理人としての神髄が問われることになる。 ※本作は小説家になろうにも投稿しています

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カクヨム
カクヨム2026/06/19
  • 現在の作品薄墨(うすずみ)の断絶 ―界面の理(ことわり)―