あらすじ
昼と夜。
決して交わらぬはずの神が、出会った。
千年を生きる最高神・天照。
人々の祈りから生まれた夜の神・夜姫。
守られるだけのはずだった小さな神は、
やがて知る。
必要とされること。
名を呼ばれること。
そして――恋という名の、抗えない感情を。
だが、神の恋は祝福ではない。
一つの選択が、均衡を狂わせ、
祈りを歪め、
やがて神話そのものを揺らしていく。
これは
神と人、そして世界の均衡を揺るがした、
ひとつの恋の神話。
光と影の狭間で育まれた、
百年の片想いと、
千年の祈りが辿る終着点。
――静かに、世界を変えてしまった恋の物語。