あらすじ

水無月 澪(みなづき みお)、十七歳。 生まれつき、人の頭上に「残り寿命(日数)」が見えている。 見たくないのに見えてしまう。 好きな人の数字が小さくても、笑って隣に立つしかなかった。 友達の数字が減るたびに、胸がぎゅっと痛くなるのを、知らないふりをしてきた。 そんな澪の頭上の数字が、ある朝「0」になっていた。 死ぬはずだった。でも、死ななかった。 代わりに、不思議な感覚が体の内側に宿る——「余命の残滓を食べる」という、死神そのものの力が。 そして現れたのは、頭上に数字が「∞(無限大)」と刻まれた、静かな転校生。 「君に、ひとつお願いがあります」 彼——柊 夜(ひいらぎ よる)は言った。 「僕を、殺してほしいんです」 死にたいけど死ねない少年と、死ぬはずだったのに生き続ける少女。 ふたりの奇妙な関係は、日本中で連鎖する「不自然な死」の謎へと引き込まれていく。

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小説を読もう2026/05/28
  • 現在の作品余命が見える少女は、死ねない青年に恋をした