あらすじ

辺境騎士団の騎士アルフレッドには、最近どうにも気が重い任務がある。 森の奥に住む薬師の魔女リゼットの家へ、薬を受け取りに行くことだ。 リゼットは腕のいい薬師だ。傷薬も胃薬も毒消しもよく効く。 ただし、彼女の家は危険だった。 扉を開ければ、惚れ薬が飛んでくる。 薬を受け取ろうとすれば、惚れ薬がこぼれてくる。 不審者と間違えられれば、なぜか惚れ薬を撒かれる。 ついには天井から、大量の惚れ薬が降ってくる。 「練習で惚れ薬を作るな!」 「大丈夫です、飲まなければ効きません。多分!」 「その多分をやめろ!」 毎回ぎりぎりで回避するアルフレッドと、なぜか懲りずに惚れ薬を用意しているリゼット。 迷惑で、危険で、絶対に近づきたくない。 そう思っていたはずなのに、アルフレッドは薬の用事がない日まで、リゼットの家へ足を向けるようになっていた。 そしてある日、リゼットが自分で仕掛けた惚れ薬をかぶってしまい―― これは、惚れ薬を一滴も浴びたくない騎士と、惚れ薬がなくても来てほしかった魔女の、不器用すぎるラブコメディ。

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小説を読もう2026/05/28
  • 現在の作品行きつけの薬師の魔女が、ことあるごとに惚れ薬をぶっかけようとしてくる