あらすじ

アメジスタ共和国で起きた内戦は、今日も人々の命を奪っていた。    そんな中――蛹井馬多と言う少年もまた、致命傷を負う。    彼は自分を看取ってくれている少女に、こう愚痴を零した。 〝自分は神になりたかった〟――と。  井馬多はこの内戦で家族を失い、友人達も全員殺害された。  自分が神にさえなれば、己は何も失わずに済んだと、心底から感じたのだ。  ただ、その少女は余りにも常軌を逸した存在だった。  あろう事か少女は【神】を『肯定』して、【神】をアメジスタに降臨させたのだ。  結果、アメジスタの内戦は終わり、井馬多の傷もまた癒える事になる。  少女曰く〝彼女こそ真なる【神】〟との事。  確かに、それは事実だった。  本物の【神】とは、余りにも歪な存在だったのだ。  そんな【神】と井馬多の、奇妙な共同生活が始まる。  それが何を意味しているか、井馬多や【神】さえもまだ知らない。  悪さえも差別せず――ただ正義だけを行う【神】が今アメジスタの大地に立つ。

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カクヨム
カクヨム2026/05/27
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