あらすじ
やり込んでいたダークファンタジーRPG『黒蝕のレガリア』の世界に転生した主人公・ルーク。
しかし、彼のポジションは序盤で無惨に死ぬ予定の「死にモブ」だった。
彼に与えられた唯一の武器は、『他者から向けられた好意に比例して、その者の能力を使用できる』という特殊スキルのみ。
理不尽な死の運命を回避するためには、圧倒的な力が必要だ。ルークは生き残るため、原作で最強クラスの力を持つ三人のヒロイン――天才剣士、奇跡の聖女、そして万能の魔法使い――を先回りして救済し、徹底的に甘やかすことで極大の好意(=最強の能力)を搾取する計画を立てる。
計画は見事成功。ルークは彼女たちの絶大な力を引き出し、死のフラグを次々と粉砕していく。
だが、一つの致命的な誤算があった。彼女たちの愛が重くなりすぎたのだ。
「ルーク様に近づく害虫は、私がすべて斬り捨てます」
「ルーク様こそが真の神。邪魔な教会は私が滅ぼして差し上げます」
「外は危険です。私の作った結界と魔道具の部屋で、一生養ってあげますね」
一歩間違えれば、刺されるか、世界大戦が起きるか、魔道具で永久監禁されるバッドエンド。
生き残るための唯一の手段は、三人のヤンデレが放つ狂気を互いにぶつけ合わせ、誰も手出しできない絶妙な『三すくみ』の冷戦状態を保ち続けること!
死にモブが己の命と自由を守るため、最強の力を振るいながらヒロインたちの牽制をコントロールする、命懸けの綱渡りサバイバル開幕!