あらすじ

中学三年生の時、私は柴崎くんに恋をしていた。 人気者の彼と、目立たない私。 数学の先生に苗字を間違えられたことをきっかけに、少しずつ言葉を交わすようになる。勉強を教えたり、修学旅行でこっそり写真を撮ったり――それだけで幸せだった。 けれど、積極的な転校生の明子が現れたことで、私は自分の気持ちを最後まで伝えられないまま卒業を迎える。 三十年近く経った今も、「柴崎」という名前を聞くたび、私はあの頃へ戻ってしまう。 これは、ずっと言えなかった初恋に、ようやく言葉を与える物語。

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エブリスタ2026/05/27
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