あらすじ

都内の中堅商社で〝営業の鬼〟と恐れられる轟剛(とどろきつよし)、四十八歳。身長百八十センチを超え、常に眉間に深いシワを刻んだその顔面凶器ぶりは、無言で座っているだけで取引先が謝罪を始めるという伝説を持つほどだった。 そんな彼の鋼鉄の精神は、ある日、部下の女子社員からもらった〝ピンク色の肉球クッキー〟によって木端微塵に砕け散る。極度の疲労状態にあった轟は、その暴力的なまでの〝可愛さ〟と甘さに脳髄を揺らされ、あろうことか自身の対極にある〝激カワスイーツ〟という底なし沼へと転落してしまったのだ。

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エブリスタ
エブリスタ2026/05/27
  • 現在の作品営業第一課の鬼瓦は、今日もパステルカラーの底なし沼で息をしていない