あらすじ
伯爵令嬢メリナは誰にも笑顔を見せたことがない“凍結令嬢”。
常に無表情で無愛想な彼女は、公爵令息から婚約破棄を言い渡されてしまう。
彼の隣には勝ち誇った笑みを浮かべるメリナの双子の妹が。
幼い頃から妹に全てを奪われ虐げられてきたメリナは、感情そのものを失っていた。
理不尽な婚約破棄にも無感情に従うメリナの前に現れたのは、花束を抱えた皇太子エレンフリード。
「どうか僕と結婚してほしい」
皇太子からのプロポーズに、メリナは無表情で頭を下げる。
「両親に確認のうえ、正式にご返答させていただきたく存じます」
淡々としたメリナの言葉に爆笑した皇太子はなぜか、とても満足げにメリナを溺愛し始めて……?
──実は皇太子には、感情の欠落したメリナを妃に所望する秘密があった。
とある事情を抱えた皇太子と感情を失くした令嬢が、互いを補い合って成長していく物語。