あらすじ
かつて人間たちが神の狂気に立ち向かい、救い出した美しい大地「サンシャーラ」。
その南に位置するアヴァニア王国は、長く続く平和にまどろみ、いつしか戦いの痛みを忘れていた。
国を護る正規兵『戦士(アヴァニエ)』として生きる17歳の少女キリーク。
不器用で厳格な父。優しく愛らしい弟。
彼女が剣を握る理由は、ただその温かな日常を守るためだった。
だが、海の向こうから迫る大帝国の悪意は、そんな願いを無残に踏みにじる。
仕組まれた罠。
帝国に故郷を焼かれ、父を失い、弟を奪われた。
それでもキリークは剣を取る。
灰になりながらでも、たった一人の家族を取り戻すために。