あらすじ
魔道具店を営むレイトの前に突然現れた記憶を失った銀髪の美少女リリー。
自分の名前以外、全ての記憶を失っている彼女。しかし、常人には感知できるはずのない魔力をいとも容易く探知するなど、その身には底知れぬ才を秘めていた。
空腹を訴える彼女を放っておけず、レイトは弟子として保護することを決める。
レイトとの穏やかな日常の中で、リリーは初めての「おいしい」に感動し、少しずつ笑顔を見せるようになる。
二人を取り巻く周囲の人々も温かく彼女を受け入れ、その繋がりを通して新たな感情や言葉、魔法、想いを学んでいく。
しかしある夜、事件は起きる。リリーが興味本位で手にした古代魔導書から、禁断の召喚魔法を発動させてしまったのだ。工房に現れたのは、S級モンスター「暗紫黒の死神」
絶体絶命の窮地にレイトが見たものは、銀髪の一部と瑠璃色の瞳が深紅へと変わり、覚醒したリリーの姿だった――。
彼女は一体何者なのか? 失われた記憶の先に待つ真実とは?
チート級の魔力を持つ謎の美少女と、心優しき魔道具生成師が『誰かの何かのために』
人を想う大切な心をゆっくりと紡ぐ、ほのぼの異世界ファンタジー、ここに開幕。