あらすじ
1001回追放された者レイン=クラウド。
誰のパーティにも居場所を与えられなかった彼は、ある日を境に“異常なまでの強さ”を手にしていた。
だがそれは、単なる成長ではない。
世界そのものが抱える“編集”“観測”“正常性”という名の構造に触れた結果だった。
正常を維持する遺跡、書き換えを行う編集者、そして物語そのものを定義する“書き手”。
次々と現れる上位存在との接触の中で、レインは気づいていく。
この世界は、誰かに「書かれている」。
そして、自分はそのどれにも収まらない“未定義の核”だということに――。
やがて彼は問われる。
正常か、未定義か。存在か、消去か。選択か、決定か。
しかし彼の答えは、いつも同じだった。
「どっちでもないままでいい」
それは世界にとって最も危険で、最も自由な拒絶だった。
これは、追放された少年が“物語そのもののルール”を壊していく、異常成長×概念バトルファンタジー。