あらすじ
勇者パーティーを追放された魔法使いレオン。
火力不足を理由に見捨てられ、追放魔法で飛ばされた先は、辺境の魔境――ではなく、なぜか王立幼稚園だった。
しかも先生ではない。
園児側である。
黄色い帽子をかぶらされ、名札には「ひよこ組 レオンくん」二十三歳の元冒険者として屈辱を噛みしめるレオンだったが、始まった魔法訓練で彼の常識は即座に粉砕される。
小さな女の子が無詠唱で上級殲滅魔法を放ち、園児たちは積み木で結界を張り、水筒の麦茶でドラゴンブレスを防ぐ。
「こんな幼稚園があってたまるか!」
だがレオンは、園児たちの圧倒的な才能に振り回されながらも、自分にしかできない役割に気づいていく。
強すぎる子どもたちに足りないのは、火力ではなく、周囲を見る目だった。
これは、勇者パーティーを追放された男が、世界最強幼稚園の園児として再出発する、異世界追放コメディである。