あらすじ
聖女候補フィオナは、聖女認定の祝宴の夜、
正聖女ミレーヌから手渡された葡萄酒で倒れた。
禁制毒「蒼鉛花」。
地下独房で死にかけたフィオナの脳裏に、
見知らぬ人生の記憶が流れ込む。
――前世は、毒物学の研究者だった。
毒の名前。症状。致死量。解毒法。
全部、知っている。
同時に目覚めた桁違いの魔力で、
フィオナは体内の毒を自力で浄化し、生き延びた。
目を覚ました彼女が決めたのはただ一つ。
――真実を暴く。
聖印なしで浄化できるのが本物の聖女の証。
なのにミレーヌは聖印がなければ何もできない。
その裏には、娘の死を聖女制度のせいにした宰相の、
15年越しの復讐計画が隠されていた。
味方は、不器用な近衛騎士が一人だけ。
武器は、前世の毒の知識と、覚醒した最強の聖女の力。
薬草園の管理簿、焼かれた許可状の灰、裏切り者の写し――
一つずつ証拠を積み上げて、偽りの聖女と黒幕を追い詰める。
これは、毒で殺されかけた少女が、
毒の知識で真実を証明する物語。
前世の記憶
魔力覚醒
毒
復讐
ざまぁ
身分逆転
陰謀
騎士
じれじれ
ハッピーエンド