あらすじ

特別なことは何もなかった。 それでも毎日、ここに来た。 廊下の奥に、誰も使っていない教室がある。 鍵もかかっていないその部屋で、小川さやは偶然、麻雀牌の入った木箱を見つけた。 ルールもよく分からないまま始まった放課後。 藤原ゆい、風間しずく、井上みお、そして私。 テスト前でも、文化祭の翌日でも、マラソン大会で死にそうな日でも、ここに来ればいつもの時間が始まる。 毎日、牌の音がする。 放課後、同じ卓を囲んでいる。 ただそれだけの、一年間。

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カクヨム
カクヨム2026/05/26
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