あらすじ
石田三成は、関ヶ原で処刑された
――はずだった。
だが目を覚ますと、そこは魔法が支配する異世界の“限界領地”。
魔法至上主義の貴族たちは、
派手な魔法ばかりを重んじ、
兵糧も財政もすべてどんぶり勘定。
その結果、領地は破綻寸前、軍は戦う前から崩壊しかけていた。
「……万死に値するな」
数字を見た瞬間、
三成はすべてを理解する。
兵站なき軍は必ず滅びる
――それは世界が変わっても同じだった。
やがて三成は、異世界の軍勢を
“戦わずして壊滅させる”。
補給を断ち、無駄を暴き、数字だけで
軍と国家を内側から崩壊させていく。
冷酷無比な会計無双が、異世界を侵食する。
――なのに、なぜか。
彼に救われた美少女エルフの文官や、
行き場を失った少女たちだけは、
やたらと懐いてくるのだった。