あらすじ
地の国の領主(国主)の娘 莉堵《りと》は、政略結婚で海の国の豪商に嫁ぐことに。
創作料理が趣味の莉堵は、嫁ぐ前から結婚相手には興味がない。
初めて目にする生魚に想いを馳せながら到着した嫁ぎ先で、花嫁への贈り物として、大きな美しい赤い魚を贈られる。
ところが、その赤い魚の身代わりに海の底の海竜の宮殿に連れ去られてしまう。
海竜の宮殿では満月の宴が催され、男女一組となった海竜達が海の生き物達の繁栄を願う。
莉堵は、海竜だった赤い魚の代わりに、その夫の和悟之《わごの》と宴に参加することに。
※表紙は、夏蜜柑様の『静裁』を使わせて頂きました。とても綺麗なイラストです。有難うございました!