あらすじ

少年は木につっかかって身動きの取れない赤色の風船を見上げていた。かつて誰かのものであったが、誰のものでもなくなった風船。 じっと見ていると少女がやってきて、その風船に手を伸ばす。動物のように身軽な動きで木に登り、風船を手に取って降りてくる。 少年のものではないが、少女は少年にその風船を手渡す。「少年よ、大志を抱け」と。 少年は自分のものではないので、慌てふためいてこれをどうしたらいいのかと悩み苦しんだ結果、黒歴史を抱えたままそれからの人生を歩むようになった。 高校生になった少年は、自分と全く境遇が同じ少年をみて、見て見ぬふりをした。

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カクヨム
カクヨム2026/05/26
  • 現在の作品「少年よ、大志を抱け」 「大志を抱くな。絶対に抱くな、少年よ」