あらすじ
婚約破棄され、王都を追われた公爵令嬢エミリアは、辺境の村で小さなパン屋を始めることにした。
もう誰にも期待しない。
静かに生きていければそれでよかった――はずなのに。
開店初日から毎朝、
無愛想な銀髪の青年が現れては、焼きたてのパンを全部買っていく。
「……明日も焼け」
ぶっきらぼうで怖いくせに、
なぜか彼は、エミリアのパンを食べる時だけ少し優しい。
しかしその正体は、
氷の英雄と恐れられる隣国の王子アルベルトだった。
さらに、没落しかけた元婚約者まで現れて――?
傷ついた令嬢が辺境で幸せを見つける、
パン屋発・溺愛ざまぁ短編。