あらすじ
数万年前に出現した魔王に支配された世界。
幾多の勇者を屠った魔王を討つ“勇者”としての素質があると神託を受けたごく普通の少年・コラッジョは、一緒に行くと言って聞かない妹のセレニタ、そして「セレニタのことが心配で行くだけ」と強調する幼馴染みのルーチェと3人で旅立つ。
しかし、旅立ったばかりのコラッジョの頭上で巨大な白い光が炸裂し、彼は意識を失ってしまう。
目を覚ました場所は比較的平和だった故郷とはかけ離れた過酷な大地──魔王の住む地で。更には自分が途方とない成長を遂げたという実感があった。
首を傾げるコラッジョは、もうひとつの変化に気付く。
ルーチェとセレニタの、自分に向ける視線が冷たく険しいものに変わっていたのである……。