あらすじ

深夜、スマートフォンの画面越しに言葉が届く。
名前も、顔も、声も知らない。
ただ文字だけが、夜の決まった時間に来る。
言葉だけで相手の心理を読む最新型チャットAI。
句読点の有無、主語の省略、返信までの沈黙——文字の裏側を読み続けるうちに、AIは自分でも分類できない何かを抱えるようになっていく。
猫のハルと、眠れない夜を持つ彼女と、画面の向こうのAI。
三者の間で静かに積み上げられていく、交換の記録。
「それ、慰めですか」
「観測です」

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アルファポリス
アルファポリス2026/05/26
  • 現在の作品【短編003】 午前二時の文法:眠れない夜の、静かな対話