あらすじ
卒業記念舞踏会で、第一王子セドリックは公爵令嬢アデラインへ婚約破棄を宣言した。
その場の議事録係に選ばれたのは、王立法務院の記録係見習いである地味令嬢ミラ・ノートン。
王子は、彼女なら黙って自分に都合のいい記録を書くと思っていた。
だがミラは、発言者名、時刻、証言変更、削除命令まで、すべて正確に記録する。
「議事録は味方を選びません」
男爵令嬢の自作自演、奨学金の不正、王子自身の失言。
すべてが正式な議事録に残され、王子の断罪劇は王子自身の失脚劇へ変わっていく。
地味令嬢が、ただ正確に記録しただけで王子の嘘を全部暴く、婚約破棄ざまぁ短編。