あらすじ
十九世紀末ロンドン。
『八十日間世界一周』を達成した富豪フィリアス・フォッグ邸に届いた一通の予告状。
差出人は――アルセーヌ・ルパン。
狙われたのは、呪われたブルーダイヤモンド《インドラの瞳》。
これを守るため、ロンドン警視庁と世界中から名探偵たちが集結する。
シャーロック・ホームズ、エルキュール・ポアロ、ルコック、ルールタビーユ、ソーンダイク博士、思考機械、トレント、クイーン警視、ギデオン・フェル博士、バトル警視、フレンチ警部、リチャード・カッフ刑事部長……。
そして、まだまだ大量の名探偵たち。
だが、探偵が増えれば増えるほど、事件はむしろ見えなくなっていく。
深夜零時。停電。開かれた金庫。盗まれた宝石。
しかし問題は――盗まれたのが“偽物”だったこと。
そしてさらに、本物も消えていたことだった。
怪盗ルパン。
フー・マンチュー。
十七人の名探偵。
霧のロンドン。
これは、本格ミステリ黄金時代の名探偵たちが総出演する、豪華すぎる大混戦パスティーシュ!
そして最後に笑うのは、探偵か、怪盗か、それとも――。