あらすじ

白槍公と呼ばれた清廉な父の死後、十八歳のレオン・アルヴァインは、その遺槍と家名を継ぐことになる。 だが、父の白槍は思っていたより短く、細く、そして泥臭かった。 名門の白槍流を学んでも、レオンの身体にはまるで合わない。届かない。受けられない。勝てない。 だが、彼の足だけは覚えていた。父が語らなかった祖父、『泥狼』オルドの低く沈む棒術を。 白い穂先で相手の目を奪い、重い石突で足を取る。 殺さず、立たせず、綺麗ではないが確実に制する技。 勝てば勝つほど、白槍公の家名は汚れていく。 ならば、その泥臭い足払いに白い名前を与え、正統な技として認めさせるしかない。 これは、父の名に縛られた三代目貴族が、祖父の泥から自分の槍を作り上げる物語。

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カクヨム
カクヨム2026/05/26
  • 現在の作品父の白槍に適性ゼロの三代目貴族、祖父の泥臭い棒術でしか勝てない 〜勝つたび家名が汚れるので、正統流派として公認させます〜