あらすじ
高額バイトに釣られた普通の高校生・朝倉ミユは、天才科学者アインの研究所で実験補助スタッフとして働くことになる。
仕事内容は、簡単なデータ取り――のはずだった。
しかし、ホウジュ区に現れた秘密結社ジョーカーの怪人に巻き込まれたミユは、アインの開発した未認可変身システム《μシステム》に適合してしまう。
変身後の名前は、科学少女プリティミュー。
かわいい衣装。恥ずかしい名乗り。武器はピコピコハンマーみたいな音波兵器。
しかも、怪人との戦闘は命がけ。
「こんなの、バイト内容に書いてない!」
最初は逃げ腰だったミユだが、怪人に襲われる人々、壊されていく日常、そして自分を慕う後輩メグや母のいる生活を前に、少しずつ自分の意思で戦うようになっていく。
だが、ジョーカーの目的は単なる世界征服ではなかった。
怪人事件は、プリティミューという新しいヒーローを育てるための観測実験でもあったのだ。
これは、無理やりヒーローにされた少女が、文句を言いながら、怖がりながら、それでも自分の言葉で正義を選び直す物語。
正義の味方は、時給制ではじめました。