あらすじ

【「願いの函」シリーズ第二作。本作単独でもお読みいただけます。】 明治初期。山間の村で箱守の一族として育った柊子には、生涯を共にすると誓った想い人がいた。 しかし、徴兵令という残酷な時代の流れが二人を引き裂く。 村が暴徒に襲われ、瀕死の柊子は一族が代々守り続けてきた禁忌「願いの函」に手を伸ばした。 ——望みは必ず呪いとなって、その身を焼き尽くす。 祖母の言葉を破り、それでも柊子は唱えた。 どうしても、もう一度あの人に会いたかったから。 願いは叶った。 150年という、終わりのない形で。 一作目「ーたとえばきみが消えたらー」の前日譚。美しく悍ましい「呪いのはじまり」の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/05/26
  • 現在の作品願いの函 ―たとえばあなたがいるなら―