あらすじ
魔力を封印し、書斎で静かに余生を過ごしていた伝説の元・世界最強魔導師(じいじ)。
戦いは終わり、もう二度と魔法は使わない——そう決めていた彼の前に、5歳の愛する孫娘・リリアが突撃してくる。
「じいじ! 火の魔法でビーム出してー!」
異世界の常識も魔導の深淵も無視した、無邪気すぎる「おままごと」の要求。
だが、期待に満ちた孫のきらきらした目には勝てず、じいじは数十年ぶりに指先から火花を出すことに。
失敗しても「おしい! もうちょっと!」と無条件で応援してくれる孫娘。
その笑顔が見たくて、じいじの背筋はいつの間にか伸びていき……。
「……なら、全力を出す」
かつては敵を滅ぼすために振るった世界最強の魔力が、いま、5歳児との「魔法戦ごっこ」のためだけに完全覚醒する!
偏屈な最強じいじが、あざとさゼロの純粋な孫娘に認められたい一心で、無自覚に世界を震撼させていく、最高に圧倒的で、最高にほのぼのする「おままごと」がいま、はじまる。