あらすじ
8歳になった私は、当主を継ぐための試験である「魔法を使って見せること」に見事に失敗した。中身が前世の日本人のままの私には、そもそも魔法をどうやって使うかが分からなかったからだ。
父は、そんな私を、学んでおいでと言って、街へ送り出した。私に足りないと言われたものは2つ。1つは、魔法を使う才能。もう1つは、私を理解し、高め合ってくれる友人の存在だった。
そして、私は、街で、魔法使いを目指す同年代の少年に出会い、どちらが先に魔法使いになれるかを競い合うことになる――。
魔法は使えないけれどバグみたいに魔力が大きく、身体能力だけはドラゴン並みに強い「私」と、それに振り回される街の人たちのお話。