あらすじ
本小説は、かつて大学でともに犯罪心理学の講義を受け、周囲を思い通りに動かすことに
優越感を抱いていた無二の親友、河野と高畠の二人のエンジニアを軸に展開するサスペンスです。
半導体業界で大手からベンチャー企業へ転職し、激務と減給、理不尽な業界構造に苦しむ河野。
一方、別のベンチャーで実力主義の道を歩んでいた親友の高畠 。
物語は、現在の半導体業界の闇や、警察の取り調べを受ける河野の姿を交えながら、過去の学生時代の記憶、
そしてかつての恋人が遺した犬「こたろー」を巡る謎へと繋がっていきます。
論理と心理が交錯する中、男たちの過去と現在、そして見えない関係が描かれた作品です。