あらすじ
夏休みの午後。青色の空と大きな白い雲ときらきらしている夏の太陽と、気持ちのいい夏の風。
あー。こんな風に縁側でごろごろしているだけで本当に幸せ。(なんだか猫にでもなってしまったみたい)
れもんはとっても幸せそうな顔でにっこりと笑いながら、そんなことを思っていた。
れもんは高校の白いシャツと水色のスカートの制服のままで、ごろごろしている。
足には白い靴下をはいている。
亜麻色の長い髪は黄色のりぼんでまとめてポニーテールの髪にしていた。
ぴんぽーん、と玄関の呼び鈴の音がした。
誰だろう?
れもんはその音を聞いて、(今、お家はれもんのほかに誰もいないので)背伸びをしながら立ち上がると、玄関までぱたぱたと歩いていった。
「はい。どちらさまでしょうか?」
玄関の引き戸の扉を開けると、そこにはだんごが立っていた。