あらすじ

「お前の異常記録など、ただの妄言だ」 王宮魔導具管理局の下級魔導具技師レオンは、魔力が弱く、高位魔法も使えないことから「無能」と呼ばれていた。 しかし彼には、王国で唯一の力があった。 それは、魔導具の導脈に潜む歪みや、壊れる前の兆し――そして破損の核心を視る鑑定眼。 王都の第三結界塔に異常を見つけ、何度も警告していたレオン。 だが、その言葉は王宮で切り捨てられ、彼は追放される。 その後、レオンが辿り着いた辺境都市では、中央魔導炉が停止寸前になっていた。 誰も原因を突き止められなかった魔導炉。 誰も異常と呼ばなかった綻び。 だが、レオンには視えていた。 「壊れているのは炉心ではありません。導脈の奥に、別の綻びがあります」 指針は正常。 だが、王国は壊れていた。 無能扱いされた魔導具技師が、破損の核心を視る鑑定眼で、王国の隠された欠陥を暴いていく。

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カクヨム
カクヨム2026/05/25
  • 現在の作品無能扱いされた魔導具技師の俺、実は王国で唯一“破損の核心”を視る鑑定眼を持っていた