あらすじ

『親父の話はいつも着地点不明』は、会話がどこか噛み合わない家族の日常を描いた、少し切なくてどこかあたたかい青春家族小説。 進路に悩む高校生の「俺」。 何を相談しても、なぜか話が明後日の方向へ飛んでいく父親。 必要なことしか話さなくなった母。 いつの間にか言葉を失った妹。 誰も怒鳴らない。 大きな事件も起こらない。 それなのに、この家にはずっと埋まらない距離があった。 そんなある日、父の的外れなひと言が、少しずつ止まっていた家族の時間を動かし始める。 不器用で、遠回りで、どうしようもなくズレている。 それでも確かにそこにある「家族」を描く、関西弁で綴る等身大の物語。 「鮭やと思ったら昆布でも、腹はふくれる」 意味が分からん。 けど、なぜか少しだけ心に残る。 笑えて、ちょっと切ない。 会話の着地点を探す家族の10編。

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カクヨム
カクヨム2026/05/25
  • 現在の作品親父の話はいつも着地点不明