あらすじ
希代の天才召喚士と呼ばれた男は国中から称賛された。
しかしある日、親友に殺された。
召喚士が転生したのは退魔術が支配する日本だ。
生まれは退魔士の名家、与えられた名は玲久(レク)。
レクは生まれつき妖力が少なかったので退魔士にはなれない。
そんなレクを両親は普通の子として育てた。
レクは前世のこともあり、何の生き甲斐も持てずに二度目の人生を生きる。
元気がないレクを心配した母親が一冊の本を持ってきた。
「これならあなたにも使えるかもしれない」
それは退魔術の一つである式神召喚に関する書物だった。
召喚術に情熱を注いでいた前世を思い出す。
やがてレクは一匹の召喚獣を召喚することに成功する。
「ご主人様。お久しぶりです」
式神ではなく召喚獣フェンリル。
かつて異世界を蹂躙せんとした伝説の魔狼すら手の内だった。
一方で退魔士協会からは異端児扱いされてしまう。
しかしレクは召喚獣ですべてを覆す。
退魔師の常識や伝統すらも。